2005/09/05  入院五日目 術後三日目

寝るのが早いため、早朝に何度か目が覚めた。そのつどなんか変な夢で起きた記憶があるのだけど、どんな夢だったかは忘れちゃうんだよね〜。一回はベッドから転げ落ちた。どんな夢をみてたんだか;
6時ごろ一回目が覚めてもうちっとと思って寝たら、7時の「検温で〜す」の声で起きてしまった。
”決して寝てませんでしたから”を装って「ハイッ!」なんていいお返事をしたりして。
普段の起床は7時30分だもんなぁ。全体的に早いんだよね病院は。

今日から点滴が無くなり3種類の薬を服用する。
食前に、乙字湯(オツジトウ→お通じという意味か!今気が付いた)。これはう○ちを柔らかくするもの。やはりいきなり硬いのは痛いもんね。
食後に抗生物質と胃薬。患部に塗る薬は特になし。

朝食は8枚切りの食パン2枚とスープと牛乳。質素目だ。


ごはん党なのでホントは納豆ごはんと味噌汁がいいんだけどなぁ

朝食後洗面台で頭を洗う。特にだれも文句言わないし。
同室の女性が本日退院した。なんだかとっても大人しい人のため大人しい同士殆ど話をしなかった。
相部屋の人が変におしゃべりだったりお節介だったりしても疲れるのでよかった。
ずっとカーテンを引きっぱなしだったので開放して外の空気を少しいれた。残念ながら外は台風の雨だけど。

食堂兼面会室兼喫煙所にPCを引っ張り出して打っていたら、診察に呼ばれた。
診察はあっさりしたもんでパッと見て終わり。
患部はウォシュレットで恐れず洗うべしとのこと。ただし拭くときはこすらないようにとのこと。
そういえばウォシュレットってTOTOの登録商標なんじゃないの?この病院のは日立のファミレットだぞ。
サランラップとかタッパーとかみたいもんだね。(余談)
ばい菌が入ったら化膿しちゃうし、変にふさがっちゃってもまずいそうで加減がむずいらしい。

昼食ははんぺんのフライ・きんぴらごぼう・かぼちゃの味噌汁・高菜漬け・ごはん。


久々の揚げ物はうれしいが、動いてないから、ヘビーである。食べ切れん。

午後からちょいPCをいじり、ついに脱走をはかった。
なんか最近吉原がらみの小説やら漫画を読んだため、頭の中を「なかぬけ」という単語がよぎる。
一応受け付けに人がいたので、非常口から音をたてないように出て、柵を乗り越えてダッシュ。
自宅に帰ったところで特に用はないんだけどざっとメールチェック・モル小屋を掃除して30分程で帰った。
ちょっとドキドキ。って別にそんな極悪なことしてるわけじゃないが。

ふと好奇心が沸いて、傷口を見てみた。
場所が場所だけによく見えないんだけど、おおったしかにえぐられている。。。見なきゃよかった

昨日から入院した男の子が「下手すると人工肛門とかになるらしいよ」とか、暗めに携帯で話してた。
あ!そういえばそれ私も言われた〜っ!麻酔で下手すると命取りとか、人工肛門とか。
でもいままで何千人と切ってきてその例は無いですが。とフォローつきの説明!
つまり初の何千人目かの一人になっても、その可能性はあるって言っといたからね!というための予防線なんだな。とおもったからハナから恐れていなかったのですっかり忘れてた!
あと、私の場合メインのじろーくんのほかにいぼくんがいて、もしかするとどっちかしか取れないからもう一回手術することになるかもて言われた。それだけは勘弁してけろと思ってたが、しっかりどっちも取ってくれた。

夕食の17時はどう考えても早いのだ。普段ならまだぜんぜん仕事してるし。
大体実は私は普段夕食は殆ど食べないのである。
夕食のメニューは、マーボー豆腐のような豆腐とひき肉ともやしと韮の炒めたの。ただし味付けは和風。
辛いのはアレだもんねぇ。お尻健康なときでも激辛料理のあくる朝は激しく反省を強いられるもんね。
それとスープと酢の物・ごはん。


どう考えても全部食べたら太るでしょうと思って気持ち残す。
ゴメンなさい。ホントは出されたものは残さない主義なのね。

食後、少しは運動しないとまじ太るんじゃないか?と不安を感じ、3階建ての病院の階段を昇り降りとかしてみたがあまりのくだらなさに5往復くらいでやめてしまった。
日を追うごとに、尻以上に体の他の部分が活性を取り戻していく。頭・肩・目・胃・肝臓(笑)とか
そして寝られない。
病院で処方してもらうリスミー錠だけでは当然効かない。レンドルミン・ハルシオンの併せ技でも効かない。安定剤のソラナックスも飲んでみるが効かない。
日ごろの眠気とだるさはやはり仕事をして得られるものなのである。
いいのか悪いのか微妙だが仕事の疲れは実はそれなりに価値があるんだなぁ〜いうことに気が付いた。

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