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ある日当時我が家のアイドルだった「みもちゃん♀」の相方として男の子モルが欲しくなり、当時馴染みだった「東葛ペット」に物色しに行きました。男の子モルは元気過ぎるこいつと、もう一匹、明らかに病気の弱々しい黒い巻き毛の子しか居ませんでした。 散々悩んだ挙句に私がお持ち帰りしたのは頭を撫でた時に「うっせぇんだよぉ～」と振り払ったコイツではなく、「ボクヲタスケテ」と潤んだ目で見つめた黒巻き毛君でした。予想通り、黒巻き毛君は３日程でお星様になりました。 そして、「しっかたないなぁ～」と言いながら連れて来たのがこいつです. その名も「もるお！」 適当？な名前ですがこいつにはぴったりです。反対側の顔がやくざっぽいです。「こりゃぁ～もるぉぉ～」（もとるの間を巻き舌気味に）としょっちゅういじめ可愛がってしまいます。でもこちらの心が穏やかなときはおもわず「もぅぉちゃ～ん」なんて撫で撫でしてしまっては振り払われるのでした。 その後もこいつにはいろいろエピソードがあります。 その一つ。2年半前の朝、突然半身不随に。病院に連れて行ったら背骨を骨折していた。がび～ん。①危険と高額の医療費覚悟の手術か、②安楽死か、③そっと死を見守るか、の選択肢を与えられた私は、泣く泣く③を選んだわけです。残りの命短いこいつのためにと、献身的な介護に努めた結果、みごと復活！おいおい。しかもその後子供までもうけてしまいました。なんてシブトイ奴。 暫く訳あって別居していましたがカビカビ菌に侵され死に掛かっていた為shio家に再び戻って参りました。 ２度も死に掛かりながらも復活、合計９匹のモルのぱぱだったりします。 2005年8月現在推定6歳くらい。さすがにじじむさくなったが、鳴き声は一番可愛らしい。そしていまだに頭を撫でると振り払うのである。 |
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