2012/03/18  小田原城馬上弓比べ大会


2006年に出場して以来だから6年ぶりの小田原城復帰。

昨年は記念すべき第十回にあたったのだが、未曽有の震災により中止
今年は今までよりかなり規模を縮小しての競技会となったが、無事に開催できたことはありがたい。

ネットを張る予算の都合などもあり、従来の点数的ではなく、
刺さる危険の少ない鏑矢を使って四角い的板にあてる方式になった。
二つ的×二走ずつ、騎射検定の資格と経験に応じてA、B、Cのクラスに分かれて行った。
板の的はあたるとパーンと花火のようないい音がする。
的間も長く、比較的誰にでも中てやすかった。
全的的中のひともたくさん出てくるわけで、その中で決勝戦を行って各クラスの優勝者を決めた。


前日は本降りの雨の一日だったので、天気が懸念されたが、
幸い当日は曇り空で気温は高かった。
途中ちょっと雨がぱらついてきたが、なんとか終わる頃まで本降りにはならずにもってくれた。

最近のスクールでは顔ぶれがだいぶ変わってしまったように感じていたが
会場の小田原城二の丸広場についてみると、続々おなじみの皆さんも集まってきた。
仲間に会えるのも小田原の楽しみ。

今までのようなお祭りではなく競技会という形式なためか、
みなさんのコスプレは案外控えめだったけれど、
やはり城下に馬と和装の人が集うと見応えがあるものだ。


綺麗なおねえさんに囲まれて照れている息子。

午前は上級者のAクラスの方々の競技。
ほとんどの方がAクラスなのに驚いた。
さすがである、速い馬が割り当てられていてもみなさんパーン!といい音を響かせる。



私は騎射検定を受けていないし、競技は久々なので、Bクラスにエントリー
競技時間は午後。
チビ連れなので使役もあまりできず、馬止めならずチビ止め役。
チビが飽きてきて困らせ始めたころ、救いの応援団のまるい一家がやってきた。

タロ君の甲冑姿にはぶったまげた!
いい度胸だ。


点心のお弁当で腹ごしらえのあと、城内を少し行進。

少し雨がぱらつく中だった



この後に寺子屋に来ている子供たちの演技。
息子はまだ一度+先週行われた城内デモンストレーションにしか参加していないのだが、
お願いして特別出演させてもらった!

しかし、この顔。
朝6時起きの昼食後のため、ものすごく眠いのだ。

私の出番のときは大変なことになりそう、と思ったが、
また救いの神があらわれ、息子たちと思いっきり遊んでいてくれたので、
心置きなく競技を楽しむことができた。
成績は振るわず、4的中1的的中。
復活してないぞーと野次がとんだりしたけど、まあまあ、いいのだ。
出場できたことが今回は意義があると思っている。

チビが限界のため、決勝などをゆっくり観覧する余裕はなくバタバタ着替えて引き揚げて来てしまったが、
優勝したのぼるさん、おめでとうございました。

来年もまた開催されるといいな。
そしてこれからも、また以前の小田原大会のように盛り上げて行かれるといいですね。