2004/05/14 紅葉台木曽馬牧場(1)


果敢にも一人で山梨の紅葉台木曽馬牧場まで
流鏑馬の修行に行ってまいりました。


河口湖駅まで電車を乗り継ぎ約3時間半。
河口湖からお迎えの車にのり、約20分。
富士山ろくの森の中に有ります。


今回は流鏑馬の練習がしたい、と事前にお願いしてあった。
まずはウェスタン鞍に和鐙(わあぶみ)で外乗に!
サドルバック牧場の流鏑馬教室のときはこの和鐙のおかげでくるぶしに青痣が出来たので、
今回は必殺の分厚い靴下とチャップスで完全武装。
実際の流鏑馬では足首には何もつけないそうだ。乗り方を掴んでしまえば痛くなることは無いらしい。

スタッフの女の子が先導してくれ、自馬を預託しているという埼玉の女性もご一緒した。


お世話になった、雲竜君

途中、速足や駈足の際にはツーポイント(鐙に立つ)でバランスを取る練習を。
これがキツイのだ!
新緑の爽やかな林道を駆けている筈だったのだけど、
バランス取るのに必死過ぎてコースの景色を殆ど覚えていない!^^;;
外乗コースとしては多分難易度の高くない、初心者OKコースだったのだと思う。
「木曽馬牧場の外乗は落っこちそうな崖っぷちを走るよ!」と知り合いが言っていたような・・
あまり定かではない記憶があったのだが全然そんな事無くてちょっとがっかり(?)

外乗から戻って、そのまま馬場に入り、
菊池氏のご指導でグルグルと馬場で速足でのツーポイントの練習。
馬場の横に設けられている流鏑馬用のコースのとこに呼ばれたので、
テケテケ手綱緩めたまま行ったら
「手綱しっかり持っておかないとコースに出た途端にぶっ飛ぶからね」と。
ヒー^^;;

ホントでした。
クルッと回ってコースに向けた瞬間にダッシュするように仕込まれてるの!
わーお♪和種の駈足はピッチ走法で反動殆どないので一旦鐙の上でバランス取っちゃえば結構楽なのだ♪
面白い!面白い!!
手綱を持ったままで3走程したのち、片手手綱で3走程、その後両手放し!
ついつい障害風に体が小さくなってしまうのを、
菊池氏の教えに従い思い切って大きく姿勢をとるようにしたら、コツが掴めた!気がする。
気分いいぞぉ。段々的を見据える余裕も出てきた。
この「両手放し駈足ダッシュ」練習を15本くらいやらせて貰った。
和種のお馬さんはタフだなぁ!
ところが馬を下りたら・・・なんと情けない事に足が立たないっ!よれよれ・・ (-_-;)


この後、弓の練習。ひたすら素早く番えて射る。
これも慣れの問題。頭で考えないで出来るようになれば馬上でもへっちゃら?
夢中になって練習してたら馬手に血豆が出来ておった。


この一日で両手放しダッシュはすっかり体得した(つもり)
これだけ練習させてくれて¥9000は安いと思う。